秋の火災予防に:店舗の消火器まわりで見直したい5つのこと

秋の火災予防に:店舗の消火器まわりで見直したい5つのこと

秋は空気が乾燥し始め、暖房器具の使用や電気機器の稼働など、火災への注意が必要になる季節です。

店舗では、消火器を設置しているだけで安心するのではなく、いざというときにすぐ見つけられ、すぐに取り出せる状態にしておくことが大切です。

今回は、店舗の消火器まわりで日頃から確認しておきたい5つのポイントを紹介します。スタッフの皆さまで、秋の火災予防に向けた見直しにお役立てください。

店舗の消火器まわりで確認したい5つのポイント

店舗では、商品の陳列や備品の配置、日々の作業によって、消火器の周囲の状況が変わることがあります。

次の5つのポイントを確認し、消火器をいつでも使用できる状態にしておきましょう。

1. 消火器が見える場所にあるか

  • 商品や什器で消火器が隠れていないか
  • 通路から設置場所を確認できるか
  • 消火器の標識が見えにくくなっていないか

2. すぐに取り出せるか

  • 消火器の前に段ボールや商品を置いていないか
  • 格納箱の扉を問題なく開けられるか
  • 消火器を取り出すためのスペースが確保されているか

3. 設置場所が適切か

  • 店舗内の必要な場所に配置されているか
  • スタッフが設置場所を把握しているか
  • 売場変更後も使いやすい場所にあるか

4. 消火器本体に異常がないか

  • 容器に変形や著しい腐食がないか
  • 安全栓やレバーなどに異常がないか
  • 使用期限や点検時期を確認しているか

5. スタッフ全員が設置場所を把握しているか

  • 新しく入ったスタッフにも設置場所を伝えているか
  • 店舗内のどこに消火器があるか説明できるか
  • 緊急時の連絡方法や役割を共有しているか

消火器は、設置していることだけでなく、火災が発生した際にすぐに発見でき、障害物に妨げられず取り出せる状態にしておくことが重要です。

店舗レイアウトの変更時は消火器の設置場所も確認

店舗では、季節ごとの売場変更や商品の入れ替え、什器の移動などが日常的に行われます。

その際、消火器の前に商品や段ボールが置かれたり、陳列棚によって消火器が見えにくくなったりすることがあります。

消火器の前や周囲に物を置かない

消火器の前に商品や備品が置かれていると、火災時にすぐ取り出せない可能性があります。

荷受けや品出しなどの作業中も、消火器の周囲をふさがないように注意しましょう。一時的な荷物の置き場所についても、スタッフ間でルールを決めておくと安心です。

売場変更後は見え方と取り出しやすさを確認

売場のレイアウトを変更した場合は、消火器が商品や什器の陰に隠れていないか、設置場所までスムーズに移動できるかを確認しましょう。

設置場所が使いにくくなっている場合は、関係者に相談し、適切な設置場所を検討することが大切です。

消火器の日常確認と定期点検

消火器を適切な状態に保つためには、日頃の確認に加え、消防法令に基づく点検・報告についても理解しておく必要があります。

日常的に確認したいこと

  • 消火器が所定の場所に設置されているか
  • 消火器の前や周囲に障害物がないか
  • 消火器本体に変形や腐食などの異常がないか
  • 標識や表示が見えやすい状態になっているか
  • 格納箱がある場合は、扉の開閉に問題がないか

法令に基づく点検も忘れずに

消防用設備等は、消防法令に基づく点検を行い、建物の用途などに応じて消防署へ報告する必要があります。

点検の内容や報告の時期は、建物の用途や規模などによって異なります。管理会社や消防設備点検業者などに確認し、必要な点検・報告を行いましょう。

日常的な目視確認は、法令に基づく消防用設備等の点検に代わるものではありません。日頃の確認と定期点検の両方を行うことが大切です。

スタッフ間で消火器の設置場所を共有する

消火器の設置場所を把握しているスタッフが限られていると、火災が発生した際に、消火器を探す時間がかかってしまう可能性があります。

普段からスタッフ全員が設置場所を把握できるようにしておきましょう。

実際の設置場所を確認する

掲示物やマニュアルで伝えるだけでなく、実際に消火器が設置されている場所まで案内すると、場所を把握しやすくなります。

新しく入ったスタッフや配置が変わったスタッフにも、店舗内の消火器の位置を共有しておきましょう。

消火器まわりのルールを決めておく

消火器の前には物を置かない、売場変更後には設置場所を確認するなど、店舗内で共通のルールを決めておくことも有効です。

担当者や確認するタイミングを決め、継続的に確認できる仕組みを整えましょう。

よくある質問

Q スタッフへの共有は掲示だけで十分ですか?

A

掲示に加えて、実際の消火器の設置場所まで歩いて確認する方法がおすすめです。

掲示だけでは、売場のどこに消火器があるのか具体的に把握しにくい場合があります。実際の位置を確認し、周囲に物を置かないことや、格納箱の扉が開くこともあわせて共有しましょう。

操作の練習には、実物ではなく適切な訓練器具を使用してください。

Q 消火器の前に商品や段ボールを一時的に置くのも避けた方がよいですか?

A

一時的であっても、消火器の前や周囲に物を置くことは避けましょう。緊急時に近づけない、取り出せないといった問題につながるおそれがあります。

荷受けや品出しの作業中も、消火器の周囲をふさがないようスタッフ間でルールを共有しておくと安心です。

Q 営業前に誰が、どのタイミングで確認すると続けやすいですか?

A

現地のスタッフの方が、確認する時期やタイミングを決めて定期的に行う方法がおすすめです。

営業開始前の巡回など、日々の業務に組み込むことで、消火器まわりの状態を継続的に確認しやすくなります。

Q 消火器が見えにくかったり、取り出しにくかったりした実例はありますか?

A

はい、あります。

そのような問題が見つかった場合は、現地のスタッフの方へ注意喚起を行うとともに、消火器の設置場所の変更をお願いしています。

売場の状況や周囲の障害物によって、消火器の見え方や取り出しやすさは変わるため、定期的な確認が大切です。

Q 消火器まわりの問題を見つけたら、誰に伝えればよいですか?

A

問題が生じた場合は、現地のスタッフの方に伝えるとともに、管理会社やオーナーにも報告します。

関係者間で情報を共有し、必要な改善につなげることが大切です。

店舗に設置する消火器について

店舗に設置する消火器は、建物の用途や規模、設置場所などを踏まえて選ぶことが大切です。

既存の消火器が古くなっている場合や、交換時期を迎えている場合は、現在の設置状況を確認し、必要に応じて交換をご検討ください。

火災への備えに

業務用消火器をお探しの方へ

店舗・事務所・施設などに設置する業務用消火器を取り扱っています。用途や設置環境に合わせてご確認ください。

業務用消火器を見る

商品選びや設置についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

参考資料

まとめ

店舗の消火器は、設置しているだけでなく、必要なときにすぐ見つけられ、取り出せる状態にしておくことが大切です。

今回紹介した5つのポイントを参考に、日頃から消火器まわりを確認してみましょう。

  • 消火器が見える場所にあるか
  • すぐに取り出せる状態か
  • 設置場所が適切か
  • 消火器本体に異常がないか
  • スタッフ全員が設置場所を把握しているか

売場の変更や商品の入れ替えなどに合わせて、消火器まわりも定期的に見直すことが、店舗の火災予防につながります。

お見積り