消火器のリサイクル方法について

次のような消火器は点検もしくは廃棄・リサイクルの対象です

古びた消火器の画像1 古びた消火器の画像2 古びた消火器の画像3

耐用年数を過ぎている消火器

期限切れの消火器は、いざという時に正常に作動しないだけでなく、破裂するなどの事故につながる危険性があります。製造から10年以上経過している消火器、または外観に異常が見られる消火器は、すぐに新しいものへの交換をご検討ください。

サビたり腐食している消火器

容器がサビたり腐食したりしていると、圧力がかかる部分が弱くなり、消火器が破裂する危険性があります。万が一の時に確実に作動し、安全に消火活動ができるよう、消火器の状態を常に良好に保つことが重要です。

大きな傷や変形した箇所がある消火器

容器のどこかに大きな傷があったり、へこんだり変形したりしていると、その部分が圧力に耐えきれなくなり、突然破裂してしまう恐れがあります。傷や変形がある場合は、専門の業者に連絡し、安全な方法で処分や新しい消火器への交換を依頼してください。

消火器の引き取りを依頼する

耐用年数期限切れ、サビや腐食、大きな傷やへこみはいざという時に正常に作動しない、あるいは破裂などの重大な事故を引き起こす危険性があります。このような消火器は適切に処分する必要があり、消火器の処分には、以下の方法があります。

  • 特定窓口での引き取り
    全国に約5,000カ所ある消火器販売店や消防設備業者などが「特定窓口」として、使用済み消火器の引き取りを行っています。通常、リサイクルシール代と別途引き取り手数料がかかります。
  • 指定引取場所への直接持ち込み
    全国に約200カ所設置されている「指定引取場所」へ直接持ち込む方法です。リサイクルシール代はかかりますが、引き取り手数料はかからないため、コストを抑えたい場合に有効です。

最寄りの「特定窓口」や「指定引取場所」を簡単に見つけるには、「リサイクル窓口検索」をご活用ください。
郵便番号や所在地を入力するだけで、最寄りの処分場所を簡単に調べることができます。

リサイクル窓口検索を利用する

※リサイクルシールが貼られていない場合は、シールを購入し貼付してください。

リサイクル検索窓口の使い方

「リサイクル窓口検索」は、使用済み消火器の回収を行っている全国の「特定窓口(消火器販売店・消防設備業者など)」と「指定引取場所」を簡単に検索できるシステムです。このツールをご利用いただくことで、最寄りの処分場所を効率的に見つけることが可能になります。

以下の手順で簡単に最寄りの処分場所を検索することができます。

1. 専用サイトへのアクセス

下記のURLにアクセス後、以下のいずれかの方法で検索条件を入力します。

専用サイトURL:リサイクル検索窓口

リサイクル検索窓口の画面イメージ
  • 郵便番号で検索: 郵便番号を入力することで、その周辺の窓口を検索します。
  • 住所で検索: 都道府県、市区町村からさらに詳細な住所を入力し、窓口を検索します。
  • 現在地から検索: お使いのデバイスの位置情報機能を利用して、現在地から近い窓口を自動で検索することも可能です。

2. 「特定窓口」と「指定引取場所」の確認

検索結果の画面イメージ

入力した条件に基づいて、地図上または一覧形式で「特定窓口」と「指定引取場所」が表示されます。各窓口をクリックまたはタップすることで、詳細情報(名称、住所、電話番号、営業時間など)を確認できます。

3. 各窓口へのお問い合わせ

検索結果で表示された窓口の中から、条件に合う場所を選択し、必ず事前に電話にてお問い合わせください。以下の項目をご確認の上、お申込みください。

  • 持ち込みの可否: 事前の連絡が必要な場合があります。
  • 受付時間: 窓口によって受付時間が異なる場合があります。
  • リサイクルシール代・手数料: リサイクルシール代は全国一律ですが、特定窓口では別途引き取り手数料が発生する場合があります。詳細をご確認ください。
  • 持ち込み方法: 複数台の場合など、持ち込み方法について指示がある場合があります。

消火器の適切な処分は、火災予防はもちろん、環境保護、そして法規制遵守において企業の重要な役割を担っています。「リサイクル窓口検索」をぜひご活用いただき、期限切れや損傷のある消火器を適正に処理し、貴社の安全管理体制を一層強固なものにしてください。