屋外に消火器を設置する場合、本体だけでなく、格納箱の必要性や設置環境も確認することが大切です。雨風や直射日光、潮風などの影響を受ける場所では、消火器を適切に保護できるよう、設置環境に合った対策を検討しましょう。
この記事では、屋外の消火器に格納箱が必要となるケース、購入前に測る場所、設置時の注意点について解説します。
屋外に消火器を設置する場合、雨風や直射日光、潮風などに直接さらされる環境では、格納箱に収納するなどの防護措置が必要です。
ただし、格納箱を設置すれば、どのような環境でも消火器を保護できるとは限りません。消火器本体と格納箱それぞれの仕様を確認し、設置場所に適した製品を選ぶことが大切です。
特に、次のような場所では、消火器の保護方法を慎重に検討しましょう。
格納箱を選ぶ際は、「10型用」などの商品名だけで判断せず、収納する消火器の型番と格納箱の寸法を照合しましょう。
まず、収納する消火器本体の全高、最大幅、最大奥行きを確認します。ホースやレバー、持ち手などの出っ張りも考慮し、格納箱に無理なく収納できるかを確認してください。
格納箱は、外寸だけでなく、実際に収納できる内寸を確認することが重要です。また、扉の開口部が狭い場合、箱の内部に収まる寸法でも出し入れしにくいことがあります。
購入前に、次の項目を確認しましょう。
格納箱の前に植木鉢や自転車、荷物などが置かれていると、緊急時に消火器をすぐに取り出せない可能性があります。
扉の開閉方向や通路との干渉を確認し、誰でもすぐに取り出せる場所を選びましょう。
格納箱を壁や床に固定する場合は、設置面の材質や強度、製品の施工条件を確認します。固定方法は製品の施工説明書に従い、建物の管理者とも相談して進めてください。
格納箱が植栽や設備の陰に隠れていると、設置場所が分かりにくくなります。通路から見つけやすく、消火器の位置を確認しやすい場所に設置することも大切です。
屋外用の格納箱を使用していても、雨水や汚れの侵入、腐食、扉の変形などが発生する場合があります。格納箱だけでなく、収納している消火器本体の状態も確認しましょう。
日常の管理では、次の項目をチェックすると、確認漏れの防止に役立ちます。
管理記録に確認項目を加えておくと、担当者が交代した場合でも、継続的に管理しやすくなります。
Q 格納箱だけ先に購入してもよいですか?
格納箱だけを先に購入することもできますが、収納する消火器の型番を決めてから、適合する格納箱を選ぶ方法がおすすめです。
本体と箱のサイズが合わないと、収納できなかったり、取り出しにくくなったりする可能性があります。購入前に、本体の型番、設置場所の写真、設置スペースや現在の箱の寸法を確認しておくと、商品選びを進めやすくなります。
屋外の消火器格納箱は、収納する消火器のサイズだけでなく、雨風や直射日光などの設置環境、取り出しやすさも考慮して選びましょう。
格納箱の選び方や設置場所について分からないことがございましたら、お気軽にご相談ください。お客様の設置環境や消火器の型番に合わせて、適切な商品選びをお手伝いいたします。